「マイルの貯まりやすいクレジットカードはどれ?」
「年会費などの維持費はどれくらいかかるの?」
「そもそもマイルはどうやって貯めるの?」
このような疑問を持っている方も多いと思います。
結論、マイルの貯まりやすいクレジットカードのおすすめは下記の7つです。
1.JALカードSuica
2.JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード
3.JAL CLUB EST
4.ANA一般カード
5.ANAアメリカン・エキスプレス・カード
6.ソラチカ一般カード
7.ANA JCB ワイドゴールドカード
本記事で解説する内容
・マイルが貯まりやすいクレジットカード7選
・マイルが貯まりやすいクレジットカードの選び方
・マイルの貯め方と使い道
自身にあったクレジットカードを選ぶためにも、ぜひ参考にしてください。
マイルが貯まるおすすめのクレジットカード7選
マイルを効率よく貯めるには「航空系クレジットカード」を使用するのがおすすめです。
ここでは、マイルの貯まりやすいクレジットカードを7つ紹介します。
カード名 | マイル還元率 | 年会費 | 貯まるマイル | 申込条件 | 付帯保険 | ブランド |
---|---|---|---|---|---|---|
JALカードSuica 公式リンク | 0.5%~1.0% | 2,200円(税込) | JAL | 年齢18歳以上で日本に在住していて 電話連絡のとれる方(高校生除く) | 海外旅行傷害保険:最高1,000万円 国内旅行傷害保険:最高1,000万円 | Visa/MasterCard/JCB |
JALカードSuica CLUB-A ゴールドカード 公式リンク | 1.0~1.5% | 17,600円 (税込) | JAL | 年齢20歳以上で安定した継続収入のある方 (学生除く) | 海外旅行傷害保険:最高5,000万円~1億円 国内旅行傷害保険:最高5,000万円~1億円 | Visa/MasterCard/JCB |
JAL CLUB EST 公式リンク | 1.0% | 本会員:5,500円(税込) 家族会員:2,200円(税込) | JAL | 原則20歳以上30歳未満 日本に生活基盤がある方 日本国内での支払いが可能な方 | 海外旅行傷害保険:最高1,000万円 国内旅行傷害保険:最高1,000万円 | Visa/MasterCard/JCB/AMEX |
ANA一般カード 公式リンク | 最大1.0% | 初年度:無料 2年目以降:2,200(税込) | ANA | 満18歳以上の方(高校生・大学生は除く) | 海外旅行傷害保険:最高1,000万円 | Visa/MasterCard |
ANAアメリカン・エキスプレス・カード 公式リンク | 1.0~1.5% | 本会員:7,700円(税込) 家族会員:2,750円(税込) ポイント移行コース: 6,600円(税込) | ANA | 年齢20歳以上で安定した継続収入のある方 | 国内旅行傷害保険:最高2,000万円 海外旅行傷害保険:最高3,000万円 | AMEX |
ソラチカ一般カード 公式リンク | 0.5% | 初年度:無料 2年目以降:2,200 (税込) | ANA | 年齢18歳以上で申込者本人、 または配偶者に安定した継続収入がある方 (高校生除く) | 海外旅行傷害保険:最高1,000万円 国内航空傷害保険:最高1,000万円 | JCB |
ANA JCB ワイドゴールドカード 公式リンク | 1.0% | 15,400円(税込) | ANA | 年齢20歳以上で安定した継続収入のある方 (学生除く) | 海外旅行傷害保険:最高1億円 国内航空傷害保険:最高5,000万円 | JCB |
1.JALカードSuica
JALカードSuica (普通カード)は、飛行機・電車やバスなどの交通機関をよく利用する方におすすめです。
初年度の年会費が無料かつ2年目以降も2,200円と安いため、JALカードデビューをしやすい1枚といえます。
マイル還元率は最大1.0%。交通機関の運賃の支払いやSuicaのチャージなどでマイルが貯まります。
普段あまり飛行機を利用しない方でも、マイルを無駄なく貯められるので効率的です。
日常的に交通機関を利用し、効率的にマイルを貯めたい方におすすめのカードです。
2.JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード
引用:JALカード | CLUB-Aゴールドカード(カードの種類)
JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードは、交通機関をよく利用する方や、フライトでマイルを貯めたい方におすすめです。
普通カードよりマイル還元率が高く、搭乗ごとのボーナスが普通カードが10%に対して、CLUB-Aゴールドカードは25%もあります。
買い物や固定費の支払いをカードに変更すれば、100円につき1マイルを獲得できます。
また、Suica機能を利用したときにもマイルを獲得できるので、交通機関をよく使う方にもおすすめです。
3.JAL CLUB EST
引用:JALカード | JAL CLUB EST(20代限定)
JAL CLUB EST(普通カード)は、20代限定のJALカードです。
単体で発行できず、すでにあるJALカードにプラスして発行できます。
年会費:2.200円に加えてJAL CLUB ESTへの加入費用:5,500円が発生するため、維持費は少し高めです。
しかし、JAL CLUB EST(普通カード)は下記のような上質なサービスを20代から経験できます。
・空港ラウンジが利用できる。
・マイルの有効期限が36ヶ月から60ヶ月に延長される
・毎年ボーナスマイルとして、2500マイルが貯まる。
・搭乗ボーナスマイルが優遇される
・ショッピング時のマイル還元率が2倍になる。
特にマイルを獲得するためのサービスが豊富なので、効率よく貯められます。
30代になると加入できなくなるため、20代の方は今のうちに申し込んでおきましょう。
4.ANA一般カード
引用:ANAカードのお申込み | クレジットカードの三井住友VISAカード
ANA一般カードは、年会費が初年度無料(2年目以降2,200円)とANAカードの中では安く、どのANAカードを持てばいいかわからない方におすすめです。
ANA一般カードは、入会時に1,000マイル、継続利用で毎年1,000マイルを受け取れます。
また、飛行機搭乗時にはフライトマイルが通常より10%アップするため、マイルもしっかりと貯められます。
マイル還元率は通常0.5%ですが、2倍コースに登録すれば、1ポイント=2マイル(還元率1.0%)で交換可能です。
ただし、年間6.600円の移行手数料が発生するので、自身の利用頻度に応じたコース選択が必要です。
5.ANAアメリカン・エキスプレス・カード
引用:ANAアメリカン・エキスプレス|アメリカン・エキスプレス
ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、マイル還元率が最大1.5%と高く、マイルを効率よく貯めたい方におすすめです。
通常のカード利用のマイル還元率は1.0%ですが、加盟店での利用で1.5%まで還元率が上がります。
ANAマイルを貯めるという点では、トップクラスの実力を持っています。
また、年会費6,600円でポイント移行コースに登録すれば、ポイントの有効期限を無制限に変更できます。
ポイントが失効するリスクをなくし、好きなタイミングでマイルへ移行可能です。
年会費が7,700円で少し高いと感じるかもしれませんが、入会特典として最大30,000マイルが獲得できるので、損をする可能性も少ないです。
たくさんANAマイルを貯めたい方は、迷わず申し込みましょう。
6.ソラチカ一般カード
引用:ソラチカ一般カード | Tokyo Metro To Me CARD
ソラチカ一般カードは、飛行機の利用以外でマイルを貯めたい方におすすめです。
JCBがANA・東京メトロと提携しているカードですが、ANA便を利用しない場合でもマイルを効率よく貯められます。
PASMOにチャージすれば1,000円につき5〜10マイルを獲得できます。
また、提携先にもなっている東京メトロで定期券を購入すれば、メトロポイントとOkiDokiポイントの2重取りも可能です。
年会費も初年度無料で、2年目以降も2,200円と比較的安いのも魅力的です。
東京メトロをよく利用する方は、申し込んでおいて損はないでしょう。
7.ANA JCB ワイドゴールドカード
引用:ANAカードのお申込み | クレジットカードの三井住友VISAカード
ANA JCB ワイドゴールドカードは、フライトによるマイルが多く獲得できるため、たくさん飛行機に乗る方におすすめです。
搭乗ごとに25%のボーナスマイルが加算され、入会・継続時にも2,000マイルがもらえます。
交換レートも1ポイント=10マイルと高めで、移行手数料も無料です。
ANAマイルの貯めやすさはトップクラスですが、年会費が15,400円と高く、飛行機をあまり乗らない方だと損する場合があります。
飛行機を普段からたくさん乗る方にはおすすめの一枚ですが、年会費が高いため、利用状況にあっているかどうか確認しましょう。
マイルが貯まるクレジットカードの選び方5つ
マイルが貯まるクレジットカードの選び方は下記の5つです。
1.マイル還元率が高いカードを選ぶ
2.どのマイルを貯めたいかで選ぶ
3.マイルの有効期限がどのくらいかで選ぶ
4.年会費や移行手数料の安いカードを選ぶ
5.付帯保険・特典を考慮して選ぶ
1.マイル還元率が高いカードを選ぶ
マイルを効率よく貯めるには、なるべく還元率が高いカードを選ぶのがおすすめです。
一般的な航空系クレジットカードのマイル還元率は0.5%で、高還元率の目安は1%以上です。
少しでも多くマイルを獲得するためには、高還元率のカードを選びましょう。
2.どのマイルを貯めたいかで選ぶ
マイルは航空会社によって分かれており、どのマイルを貯めたいかによって選ぶクレジットカードが変わります。
国内の航空会社であれば「JALマイル」と「ANAマイル」の2つが選択肢として挙げられます。
異なる航空会社のマイルは、使用や合算ができません。
たとえ同じ日本の航空会社であっても、まったくの別物と考えるべきです。
よって、貯めるマイルはひとつに絞った方が効率的です。
自身の利用が多い航空会社のマイルを貯めるのをおすすめします。
3.マイルの有効期限がどのくらいかで選ぶ
基本的にマイルの有効期限はJAL、ANAともに取得から36ヶ月です。
ただし、クレジットカードによってはマイルを無制限に貯められるカードもあります。
また、マイルへ交換できるポイントなら、無期限で保有できる場合があります。
マイルをじっくり貯めたい方は、有効期限を気にする必要がないカードを選びましょう。
4.年会費や移行手数料の安いカードを選ぶ
航空系クレジットカードでマイルを貯める場合は、年会費やマイルの移行手数料の安いカードを選ぶべきです。
一般的に、航空系クレジットカードは年会費がかかります。
カードの使用頻度が低く、マイル数が年会費を下回っていた場合は損をします。
年会費は、カードの利用額に対して十分な価格かどうかを検討して選ぶとよいでしょう。
また、マイル交換時の移行手数料もチェックが必須です。
多くの場合、ポイントからマイル交換時に移行手数料がかかります。
移行手数料が獲得マイル数に見合わない場合は損をします。
手数料のかからないカードを選択するか、交換するマイル数に合った移行手数料のカードを選びましょう。
5.付帯保険・特典を考慮して選ぶ
航空系クレジットカードを選ぶ場合は、付帯している保険や特典が自分にあっているかどうかを確認しましょう。
特に付帯保険の確認は必須です。
マイルを手っ取り早く貯めるのにおすすめなのが飛行機の利用ですが、旅先でのトラブルが気になる方も多いでしょう。
付帯保険が充実していれば、もしものときに困らなくて済みます。
また、付帯特典には空港ラウンジの無料利用やレジャー・グルメの割引優待などがあるので、自分にあったものを選びましょう。
マイルの効率の良い貯め方3つ
マイルを効率よく貯めるには、さまざまな場面でクレジットカードを利用する必要があります。
マイルの貯め方は下記の3つです。
1.飛行機や電車に乗って貯める
2.ショッピングで貯める
3.月々の固定費の支払いで貯める
1.飛行機や電車に乗って貯める
マイルは航空機や電車などの交通機関を使用して貯められます。
航空機に搭乗して貯められるマイルは、フライト距離が長く、価格が通常運賃だと多く獲得できます。
ビジネスクラスやファーストクラスにグレードアップすると、マイルも貯まりやすいです。
電車やバスなどをよく利用する方であれば、より簡単にマイルを獲得できます。
一部の航空系クレジットカードには、交通系電子マネー(Suicaやmanacaなど)が付帯されており、電子マネーでポイントを貯めたあと、マイルへの交換が可能です。
また、クレジットカードに貯めたマイルをそのまま電子マネーに交換できます。
マイルの有効期限が切れそうになっても、電子マネーにチャージが可能なので、マイルを消失せずに済みます。
無駄がないため、おすすめの利用方法です。
2.ショッピングで貯める
航空系クレジットカードの中にはコンビニやスーパーなどで買い物をするたび、ポイントに加えてマイルもたまるカードがあります。
また、カード会社が指定する特約店や加盟店などで買い物をすると、通常より多くのマイルを獲得できます。
くわえて、マイル還元率がアップするキャンペーンが開催される場合もあるので、合わせて活用すれば、より効率的にマイルを貯められます。
3.月々の固定費の支払いで貯める
あまり公共交通機関の利用・買い物をしない方でも、固定費の支払いでマイルを獲得できます。
固定費の支払いをマイルの貯まるクレジットカードに指定すれば、毎月自動的にマイルを貯められます。
ほとんどの方が活用でき、毎月安定してマイルを貯められるのが魅力的です。
すぐに安定してマイルを獲得できる方法なので、おすすめです。
マイルのおすすめの使い道3選
貯めたマイルの使い道は、下記の3つがおすすめです。
1.座席をアップグレードして、機内サービスを豪華にする
2.航空券と交換して、航空費を節約する
3.他社ポイントに交換して、ショッピングをお得に楽しむ
1.座席をアップグレードして、機内サービスを豪華にする
マイルを使って座席をアップグレードすれば、機内サービスを豪華にできるため、快適に空の旅を楽しみたい方におすすめです。
JALやANAの座席には、エコノミー・ビジネスクラス・ファーストクラスがあり、マイルを使って座席のアップグレードが可能です。
座席をアップグレードすれば、機内での食事や飲み物のサービスが付いたり、優先搭乗や専用ラウンジを利用できます。
一味違った体験ができるのは、魅力的な使い道といえるでしょう。
2.航空券と交換して、航空費を節約する
マイルと交換できる特典航空券を利用すれば、航空費の節約ができるため、旅行や出張の多い方におすすめです。
片道の航空券はJAL:4,000マイル、ANA:5,000マイルから交換可能です。
1マイル1円以上の価値があるため、お得に利用できます。
3.他社ポイントに交換して、ショッピングをお得に楽しむ
マイルは他社ポイントに交換できるため、日常生活や趣味をお得に楽しみたい方におすすめです。
他社ポイントに交換すれば日常シーンで利用でき、普段あまり飛行機に乗らない方でもマイルを活用できます。
また、ポイントは現金化に近い形で利用できるのも魅力的です。
しかし、マイルの価値は交換するポイントごとに違うので、事前に確認しておきましょう。
マイルが貯まるクレジットカードのよくある5つの質問
マイルが貯まるクレジットカードに対するよくある疑問を5つ紹介します。
1.マイルとポイントの違いとは?
2.空マイラー、陸マイラーとは?
3.JALマイルとANAマイルのどちらがよいのか?
4.マイルは現金化できるの?
5.クレジットカードを解約すると貯めていたマイルはどうなるの?
Q1.マイルとポイントの違いとは?
A:「マイル」とは航空会社のポイントであり、「ポイント」は、カード会社のポイントです。
「マイル」と「ポイント」はカード利用で貯まる点は同じです。
しかし、運営元が違うため、マイルはフライトや座席のアップグレードなどでも貯まるのが特徴です。
Q2.空マイラー、陸マイラーとは?
A:「空マイラー」とは、フライトでマイルを貯める人
「陸マイラー」とは、フライト以外の方法(買い物や固定費の支払いなど)でマイルを貯める人
飛行機をあまり利用しない方でも、陸マイラーとしてマイルを貯められます。
買い物などでマイルを貯め、航空券を購入して旅行する、といった使い方も可能です。
Q3.JALマイルとANAマイルのどちらがよいのか?
A:自分がよく利用する航空会社で選びましょう。
JALとANAでは、サービスに若干の違いがありますが、マイルがお得に貯まる点では違いはありません。
また、マイルの貯まりやすさも利用する航空会社やショッピングの頻度、使用するクレジットカードのマイル還元率で異なります。
自分の利用状況に応じて、マイルの種類を選択しましょう。
Q4.マイルは現金化できるの?
A:マイルは現金化できません。
マイルと交換できるのは、下記の3つです。
・特典航空券
・他社ポイント、電子マネー
・クーポン券、ギフト券
マイルの売買や譲渡は利用規約によって禁止されています。
現金に近い形でマイルを使用したい方は、他社ポイントや電子マネーへの交換がおすすめです。
Q5.クレジットカードを解約すると貯めていたマイルはどうなるの?
A:クレジットカード解約時に新しいマイレージカードに引き継げば、貯めていたマイルを保有し続けられます。
ただし、有効期限が切れた分のマイルは失効してしまうので、注意が必要です。
まとめ
今回は、マイルの貯まりやすいクレジットカード7選を解説してきました。
1.JALカードSuica
2.JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード
3.JAL CLUB EST
4.ANA一般カード
5.ANAアメリカン・エキスプレス・カード
6.ANAソラチカ一般カード
7.ANA JCB ワイドゴールドカード
クレジットカード選びには、還元率の高さや年会費・移行手数料の安さが重要です。
くわえて、マイルの種類や付帯保険などを考慮して、自身の環境にあったカードを選択しましょう。
マイルを貯められれば、快適に空の旅を味わえたり、ショッピングをお得に楽しめます。
飛行機や電車などの公共交通機関をあまり利用しない方でも、陸マイラーとしてマイルを貯められます。
ぜひ本記事の解説を参考にして、クレジットカードを選んでみてくださいね!
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